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摘要の[TABコピー]と[摘要コピー]
仕訳入力の摘要の項目では、[TABコピー]と[摘要コピー]の2つを使い分けることが出来ます。
- 前仕訳で摘要が入力されていて摘要欄にカーソルがあるとき、キーボードの[TAB]もしくはテンキー[+]を押すと前仕訳の摘要内容がコピーされ、カーソルは課非区分に移動します。
- 前仕訳で摘要が入力されていて摘要欄にカーソルがあるとき、F9[摘要コピー]を押すと前仕訳の摘要内容がコピーされ、カーソルは摘要欄に残ります。コピーした上で追記したいときに便利です。
摘要残高管理を使用する摘要の入力について
- [摘要残高管理]をしている摘要を使用し仕訳を入力すると、設定内容によって摘要の文字色が変わります。
摘要の文字色 説明 青 [摘要残高管理]をしている摘要で、借方科目に設定されているもの
例:旅費交通費に「タクシー」という語句を登録し、[摘要残高管理]を「する」にした場合緑 [摘要残高管理]をしている摘要で、貸方科目に設定されているもの
例:買掛金に「小笠原建設」という語句を登録し、[摘要残高管理]を「する」にした場合赤 [摘要残高管理]をしている摘要で、借方科目にも貸方科目にも「同じ語句」で設定されているもの
例:売上高に「和田金属」という[摘要残高管理]をする摘要を登録し、さらに売掛金にも「和田金属」という[摘要残高管理]をする摘要を登録している場合で、仕訳に借方:売掛金 ー 貸方:売上高 ー 摘要:和田金属と入力した場合黒 [摘要残高管理]をしていない摘要 - 借方科目に設定している摘要、貸方科目に設定している摘要の併用も可能です。その場合、借方と貸方のそれぞれの摘要の文字色が青(借方)と緑(貸方)に分かれます。[摘要残高一覧表]にも両方の摘要の摘要残高が集計されます。
- 借方科目にも貸方科目にも「同じ語句」で設定されている[摘要残高管理]をしている摘要を使用する場合はどちらか一方の摘要を入力します。この場合、入力された摘要の文字色は赤になります。[摘要残高一覧表]には両方の摘要の摘要残高が集計されます。
仕訳入力画面で仕訳データを訂正する
- 訂正したい仕訳をダブルクリックすると、入力エリア上段にその仕訳が表示され下段が水色になった状態で表示されます。
- [TAB]キーや[→]キーなどでカーソルを移動させると上段の内容が下段にコピーされます。訂正したい項目では訂正内容を入力します。
- 仕訳の訂正を確定させると、訂正内容が仕訳表示エリアに反映されます。
- [仕訳訂正モード]を解除するときは、訂正仕訳の先頭項目でキーボードの[ESC]を押します。
表示画面、元帳画面で仕訳データを訂正する
- [表示]もしくは[元帳]をクリックします。
- 修正したい項目をダブルクリックし、データを訂正し【ENTER】を押すと修正内容が確定されます。
参考元帳画面では、課税仕訳の金額を訂正する場合、[消費税連動処理ウインドウ]が表示されます。内税もしくは外税の金額を確認し、[変更する]をクリックします。
*消費税仕訳を[別建]で入力している場合は、消費税連動処理ウインドウは表示されません。
仕訳データを削除する
- 仕訳入力、仕訳表示、元帳画面のいずれかで、削除したい仕訳データを選択します(複数選択可)。
- 右クリックメニューから[仕訳削除]を選択します。(ファンクションキーガイド[削除] をクリックするか、キーボード[DEL] キーでも可。)
- 確認のメッセージが表示されます。よろしければ[OK]をクリックしてください。
- 仕訳が削除され、削除済みの仕訳には赤い取消線が表示されます。(削除仕訳は、仕訳入力を終了してメニューに戻るなど、データを再ロードしたタイミングで非表示になります)
削除した仕訳データを復帰させる
- 仕訳入力画面または仕訳表示画面を表示し、削除した仕訳を選択し右クリックで[削除仕訳の復帰]をクリックします。もしくは、メニュー>編集>削除仕訳の復帰を選択します。
- 複数の削除仕訳をまとめて復帰させたい場合、仕訳がなにも選択されていない状態で右クリックし[削除仕訳の復帰]をクリックします。もしくは、メニュー>編集>削除仕訳の復帰を選択します。
- 削除仕訳の一覧ウインドウが表示されるので、復帰させたい仕訳を選択し[OK]をクリックします。
- 確認メッセージが表示されます。[OK] をクリックすると赤い取消線が消え、仕訳データが復帰されます。
仕訳データのコピー、貼り付け
- コピーして貼り付けたい仕訳データを選択し、右クリックします。右クリックメニューから[コピー]をクリックします。
参考*複数の仕訳を同時に選択し、コピーすることもできます。
*使用している科目や補助が同一ならば、異なる顧問先間のデータでもコピー、貼り付けが可能です。
*[前期データを開く]で前期の会計データを表示している場合は、前期データの[表示]画面でも仕訳データのコピーが可能です。 - [入力]画面の仕訳表示エリアで右クリックします。右クリックのメニューから[貼り付け]もしくは[条件付き貼り付け]をクリックすると、コピーした仕訳が貼り付けられます。
*仕訳データの貼り付けは、[入力]画面でしか行えません。