顧問先様ユーザーの方は利用できるシステムに制限がある場合があります。 詳細は契約会計事務所様にご確認下さい。
*「新・会計システム」の仕様・制限事項等について、詳細はこちらをご参照ください。
振替伝票入力では、複合仕訳の伝票をそのまま入力することができます。
画面の説明
- 全体レイアウト
番号 名称 説明 ① メニューバー 各種設定画面や、帳票画面を呼び出すメニューが表示されます。
*2020年2月現在:[編集]・[表示]・[設定]・[帳票]メニューのみ利用可能② 機能ボタン 仕訳入力や元帳画面などにワンクリックで移動するボタンです。 ③ 前期データ 前期データを別タブで開きます(訂正不可・閲覧のみ)。 ④ 月締処理 チェック依頼・月締処理設定をします。 ⑤ 伝票設定 伝票設定をおこないます。[Ctrl]+[D]キーでも同様です。 ⑥ 印刷 振替伝票の印刷をおこないます。 ⑦ 前伝票・次伝票 前の伝票番号・次の伝票番号の振替伝票に表示を切り替えます。 ⑧ 年月切替 仕訳の表示を「年間」と「月間」で切り替えます。 ⑨ 当期月タブ 当期の月および決算月のタブを表示します。「年月切替」で「年間」を選択しているときは、選択できません。 ⑩ 翌期月タブ 翌期の月タブを期首から3 ヶ月分表示します。「年月切替」で「年間」を選択しているときは、選択できません。 ⑪ 日付 年間表示の時は月・日を、月間表示の時は日を入力します。 ⑫ 伝票番号 設定に応じて通し番号が自動で付番されます。手修正も可能です(重複不可)。 ⑬ チェックボックス 挿入・コピー・貼り付け・削除する行にチェックします。「番号」の左にある最上部のチェックボックスにチェックを入れると、全選択されます。 ⑭ 行挿入 ⑬でチェックした行の上に空白行を挿入します。[Ctrl]+[I]キーでも同様です。 ⑮ 行コピー ⑬でチェックした行をコピーします。[Ctrl]+[C]キーでも同様です。 ⑯ 行貼り付け ⑮でコピーした行を⑬でチェックした行に貼り付けします。[Ctrl]+[V]キーでも同様です。
すでに入力されている行に行貼り付けすると上書きになりますのでご注意ください。⑰ 行削除 ⑬でチェックした行を削除します。[Del]キーでも同様です。「選択した行を削除しますか?」とメッセージが表示されるので、そのメッセージ上の[削除]ボタンを再度クリックします。 ⑱ 借方連続 貸方の科目や金額の入力をスキップし、カーソルが借方にのみ止まります。[F6]キーでも同様です。 ⑲ 貸方連続 借方の科目や金額の入力をスキップし、カーソルが貸方にのみ止まります。[F9]キーでも同様です。 ⑳ 入力・表示エリア 伝票を入力・表示するエリアです。 ㉑ 登録 入力した仕訳を振替伝票として登録します。[Ctrl]+[F11]キーでも同様です。 ㉒ 複製 表示している振替伝票を新たな振替伝票に複製します。[Ctrl]+[R]キーでも同様です。[登録]をおこなうまでは追加入力が可能です。 ㉓ 削除 表示している振替伝票を削除します。[Shift]+[Del]キーでも同様です。「選択した伝票を削除しますか?」とメッセージが表示されるので、そのメッセージ上の[削除]ボタンを再度クリックします。 - ショートカットキーについて
画面右上の[ショートカット一覧]をクリックするか、キーボードで[Ctrl]+[?]キーを押下するとショートカットキー一覧が表示されますのでご参照ください。
*最新の新・会計システム各画面のショートカット一覧はこちらの「新・会計 ショートカット一覧」をご参照ください。
振替伝票の設定
- [伝票設定]をクリック(または[Ctrl]+[D]キーを押下)します。
- 適宜設定し、[確定]をクリックします。各項目の説明は下記の表をご覧ください。
項目名 説明 入力形式 新・会計システムでは「A-SaaS標準形式」のみの対応となります(2019年3月2日現在)。①~⑮の番号はデータの入力順序を表しています。 課非区分・税率をスキップ 入力時に"課非区分"と"税率"の項目をスキップするかどうかを、[する]・[しない]から選択します。 1:N(N:1)の伝票の 仕訳設定 「1:N(N:1)の伝票」とは貸借どちらか一方が、1行のみの伝票のことを指します。登録された振替伝票を仕訳表示する際にどのように転記するかを[相手科目を個別設定]と[相手科目に諸口を設定]から選択します。
どのように仕訳が表示されるかは、下記参考をご参照ください。TABまたはENTERによる前行の項目コピー 振替伝票内でキーボードのTAB、またはENTAERキーを押下した際に前行コピーを「する」「[しない」から選択します。 自動付番 「年間通し番号」・「月間通し番号」いずれかから選択します。 伝票番号をスキップ 「する」・「しない」いずれかから選択します。
参考
[1:N(N:1)]の伝票を入力したとき、「相手科目を個別設定」と「相手科目に諸口を設定」では仕訳の生成方法が異なります。仕訳の生成方法は、振替伝票を登録した時点の設定に準じます。
*振替伝票登録後に設定を変更しても、登録済みの仕訳の生成方法は変更されません。
上記のような振替伝票を登録した場合、"1:N(N:1)の伝票の仕訳設定”の設定によって下記のように仕訳表示されます。
*振替伝票登録後に設定を変更しても、登録済みの仕訳の生成方法は変更されません。
[1:N(N:1)]の伝票例
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
---|---|---|---|---|
短期借入 | 500,000円 | 普通預金 | 526,500円 | 借入金返済 |
支払利息 | 26,500円 | 借入金利息 |
<[相手科目を個別設定]にした場合>
借方 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
---|---|---|---|
短期借入 | 普通預金 | 500,000円 | 借入金返済 |
支払利息 | 普通預金 | 26,500円 | 借入金利息 |
<[相手科目に諸口を設定]にした場合>
借方 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
---|---|---|---|
短期借入 | 諸口 | 500,000円 | 借入金返済 |
諸口 | 普通預金 | 526,500円 | 借入金返済 |
支払利息 | 諸口 | 26,500円 | 借入金利息 |
チェック依頼・月締処理する
上記画面の説明>全体レイアウト>④の[月締処理]をクリックするか、[Ctrl]+[3]キーを押下します。
番号 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
① | チェックボックス | チェック依頼または月締処理する月にチェックします。 |
② | チェック依頼 | チェックした月をチェック依頼状態にします。顧問先ではチェック依頼した月の仕訳追加・訂正・削除はできなくなります。[F4]キーでも同様です。 |
③ | 月締め | チェックした月を月締め状態にします。顧問先・会計事務所(*)いずれにおいても月締めした月の仕訳追加・訂正・削除はできなくなります。[F5]キーでも同様です。 *従来版の会計システムでは、会計事務所では仕訳追加・訂正・削除可能な状態です。 |
④ | 解除 | チェックした月のチェック依頼状態・月締め状態を解除します。[F6]キーでも同様です。 |
⑤ | 閉じる | チェック依頼・月締め処理画面を終了します。 |
振替伝票の印刷
- [印刷]ボタンをクリック、または[F7]キーをクリックします。
- 各種設定を行い、[印刷]をクリックします。
- 別タブにPDF表示されるので、ブラウザから印刷をおこないます。ダウンロード等でそのままPDFとして保存することも可能です。