A-SaaSシステムを使用するにあたり、最初に顧問先情報の登録が必要です。住所や電話番号といった基礎情報や申告に関する情報、事務所の担当者や役員情報などを登録することができます。
目次
顧問先情報登録画面を表示する
- A-SaaS メニューで、[業務から選ぶ] のタブをクリックし、左側の[業務一覧] から[顧問先情報]を選択すると右側にメニューが表示されます。[顧問先情報登録]をクリックします。
- 顧問先情報登録画面が表示されます。
参考A-SaaSツールバーの[顧問先]ボタンをクリックすると顧問先情報の法人新規追加画面が表示されます。(A-SaaSツールバーが表示されていない場合は、画面右上の▶ボタンをクリックして表示させてください。)
基本情報を登録する
- 画面下部のファンクションキーガイドより、法人の場合はF6[法人追加]、個人の場合はF7[個人追加]をクリックします。登録済みの情報を変更したい場合は、F4[編集]をクリックします。
- 顧問先の名称や住所などの[基本情報]を入力します。(必須)の表示がある項目には必ず入力が必要です。F5[保存]をクリックすると、登録が完了します。
参考個人の顧問先の場合、「決算書・内訳書」の項目で、対象となる事業にチェックを入れます。(複数の場合はそれぞれにチェックを入れます。)
詳細情報を登録する
顧問先の事業内容や資本金、代表者氏名などを登録します。登録された内容は、各申告書に連動されます。
- メニューツリーから[詳細情報]を選択し、詳細情報エリアの編集ボタンをクリックします。もしくは、F4[編集]をクリックします。
- 事業内容や資本金、代表者氏名などを入力します。入力を終えたら、F5[保存]をクリックします。
申告情報を登録する
顧問先の税務申告に必要な情報を登録します。提出先税務署、還付先の金融機関情報や電子申告の利用者識別番号、利用者IDなどを登録します。
- メニューツリーから[申告情報] を選択し、申告情報エリアの編集ボタンをクリックします。もしくは、F4[編集]をクリックします。
- 申告に関する必要な情報を入力します。税務署名欄では、税務署名を入力後、下に表示される候補から税務署を選択します。または、税務署選択ボタンをクリックして一覧から選択します。
- 金融機関欄では、還付申告で利用する金融機関を設定します。金融機関名、または金融機関コードを入力後、下に表示される候補から金融機関を選択します。続けて、右側のプルダウンから金融機関の区分を選択します。支店についても同様にセットします。預金種類や口座番号等入力します。
- 代理人情報(税理士等)の項目では、申告書に記載する代理人を指定することができます。[代理人選択]ボタンをクリックし、代理人となる税理士を選択後、[はい]をクリックします。
*代理人選択は、事務所情報>所員ユーザー>所員ID登録画面にて、「ステータス」を"税理士"としたユーザーが表示されます。詳しい登録方法はこちらをご参照ください。(*契約管理者・システム管理者の方のみ登録可能) - [事務所情報から連動]をクリックすると、事務所情報に登録されている"代理人 住所"・"代理人 電話番号"などが連動されます。
- 入力を終えたら、F5「保存」をクリックします。
参考各申告書システムからも処理中の顧問先の申告情報を確認、編集できます。
顧問先データに暗証番号を設定する
顧問先データに暗証番号を設定することができます。暗証番号を設定すると、その顧問先のデータにアクセスする際に暗証番号の入力が求められるようになります。(*契約管理者・システム管理者の方のみ設定可能)
- メニューツリーから[管理情報] を選択し、管理情報エリアの編集ボタンをクリックします。もしくは、F4[編集]をクリックします。
- 「暗証番号を利用する」にチェックを入れ、数字4~6桁の暗証番号を入力します。F5[保存]をクリックします。
- その顧問先の全てのデータにおいて、アクセス時に暗証番号の入力が求められるようになります。
参考
- 暗証番号は数字4~6桁です。連続した数字や、同じ数字のみは登録できません。
- 暗証番号は必ずお客様自身で管理していただきますようお願いいたします。
- 暗証番号をお忘れになった場合、別途書面にて暗証番号解除の手続きをしていただく必要があります。
事務所担当者を登録する
顧問先毎に事務所の担当者を設定することができます。担当者を設定することにより、顧問先選択時に「担当者のみ表示」機能を利用できるようになります。
- メニューツリーから[事務所担当者]をクリックし、F6[担当者登録]をクリックします。
- [所員選択]をクリックし、所員選択画面から担当者を選択します。必要に応じて「関与開始日」「関与取りやめ日」を設定し、「保存」をクリックします。
- 会計業務などで顧問先を選択する際に「担当先のみ表示」にチェックを入れると、設定した担当顧問先のみに表示が絞り込まれます。
参考設定した担当者の情報を削除したい場合は、担当者を選択して、右クリックし「削除する」をクリックします。
役員情報を登録する
顧問先毎の役員情報を登録することができます。(法人の顧問先のみ)
- 画面左側で顧問先を選択します。メニューツリーから[役員情報] を選択し、F6[役員登録]をクリックします。
- 役員情報を入力し、「保存」をクリックします。
顧問先情報を無効化する
顧問先情報を無効化すると、その顧問先に関する全てのデータ(会計や給与)が無効となり非表示になります。復帰したい場合は、「顧問先情報を有効化する」の手順で元に戻すことができます。
- 画面左側で顧問先を選択し[無効化]をクリックします。
- 無効化確認のメッセージが表示されますので、よろしければ「はい」をクリックします。
参考顧問先情報を無効化すると、その顧問先に関する全てのデータ(会計や給与)が無効となり、発行済の顧問先IDも無効化されるため非表示になりますが、下記「顧問先情報を有効化する」の手順で元に戻すことができます。しかし、会計データや給与データのみを削除してしまった場合や、下記「顧問先情報を完全削除する」の手順で完全削除した場合は元に戻せませんのでご注意ください。
顧問先情報を有効化する
上記、「顧問先情報を無効化する」の手順で無効化した顧問先に関するデータ(会計や給与)を再度有効化することができます。
- 「無効の顧問先を表示」チェックボックスにチェックを入れると、無効化された顧問先情報が表示されます。(無効の顧問先情報には取り消し線が入っています。)
- 有効化したい顧問先を選択し、画面右下の「有効化」をクリックします。
- 確認メッセージが表示されますので、よろしければ「はい」をクリックすると顧問先情報が有効化します。
顧問先情報を完全削除する
上記、「顧問先情報を無効化する」の手順で無効化した顧問先を完全に削除します。完全削除した顧問先データの復活はできません。
*完全削除をおこなえるのは契約管理者またはシステム管理者の方のみとなります。
- 「無効の顧問先を表示」チェックボックスにチェックを入れると、無効化された顧問先情報が表示されます。(無効の顧問先情報には取り消し線が入っています。)
- 完全削除したい顧問先を選択し、メニューバー>「ファイル(F)>「顧問先を完全削除する」を選択します。
- 確認メッセージが表示されますので、よろしければ「はい」をクリックします。
- 再度確認メッセージが表示されますので、よろしければ「完全削除する」のチェックボックスにチェックを入れた上で「はい」をクリックします。顧問先が完全削除されます。