マイナセキュリティを利用するためには、事前に給与計算業務で社員情報登録にて従業員、および扶養親族の登録が必要です。その後の操作の流れは、マイナンバーを登録方法によって異なります。ここでは、簡単に操作の流れを説明します。詳しい操作方法は、各オンラインヘルプをご参照ください。
目次
A-SaaS マイナセキュリティをご利用になる前に(会計事務所)
顧問先様より収集したマイナンバーは、会計事務所へ委託し、それを会計事務所からA-SaaSマイナセキュリティに委託していただく形となります。顧問先様からみると、A-SaaSに「再委託」していることになります。
それに伴い、会計事務所と顧問先様で再委託に関する覚書等を交わしていただく必要がございます。A-SaaSで用意した覚書をWordファイルで公開しております。ダウンロードしてご利用ください。
特定個人情報の取扱に関する覚書(Wordファイル;22KB)
また、日税連のサイトでは、覚書のほか、業務契約書などのひな形も公開されていますので、ご参照ください。
https://www.nichizeiren.or.jp/datalibrary/business/mynumber/p20160905/
なお、弊社の会計事務所向けA-SaaSのマイナセキュリティの利用規約「第5条(委託者の許諾)」においても、その旨記載がございますので、あわせてご確認いただきご同意の上、マイナセキュリティをご利用ください。
<ケース1>顧問先様の従業員本人がマイナンバーを登録する
従業員本人がマイナセキュリティにログインして、本人、および扶養親族のマイナンバーを登録します。セキュリティの観点から本人がマイナンバーを登録することをオススメいたします。
- 給与計算業務>社員情報登録にて社員、および扶養親族情報を登録します。(会計事務所・顧問先給与担当者)
- 顧問先情報登録>マイナンバー管理をクリックしてマイナセキュリティにログインします。(会計事務所)
- 顧問先様の従業員がマイナセキュリティにログインするためのIDを発行します。(会計事務所)
- 顧問先様の従業員がマイナセキュリティにログインし、本人および扶養親族のマイナンバーを登録します。(顧問先様の従業員本人)
参考会計事務所では、マイナンバーが登録されているか状況を確認することできます。
<ケース2>顧問先様の担当者が全従業員のマイナンバーを登録・管理する
顧問先様のマイナンバー担当者が全従業員、および扶養親族のマイナンバーを一括登録し、管理することができます。
- 給与計算業務>社員情報登録にて社員、および扶養親族情報を登録します。(会計事務所・顧問先給与担当者)
- 顧問先情報登録>マイナンバー管理をクリックしてマイナセキュリティにログインします。(会計事務所)
- 顧問先様のマイナンバー担当者がマイナセキュリティにログインするための、「全員編集権限」が付与されたIDを発行します。(会計事務所)
- 顧問先様のマイナンバー担当者がマイナセキュリティにログインし、全従業員および扶養親族のマイナンバーを管理(登録)します。(顧問先様の担当者)
参考会計事務所では、マイナンバーが登録されているか状況を確認することできます。
<ケース3>会計事務所が顧問先様の従業員のマイナンバーを登録・管理する
会計事務所は顧問先様の全従業員、および扶養親族のマイナンバーを一括登録し、管理することができます。(マイナンバー一括登録は、契約管理者、およびシステム管理者のみ可能です)
- 給与計算業務>社員情報登録にて社員、および扶養親族情報を登録します。(会計事務所・顧問先給与担当者)
- 顧問先情報登録>マイナンバー管理をクリックしてマイナセキュリティにログインします。(会計事務所)
- 会計事務所が顧問先様の全従業員のマイナンバーを管理(登録)します。(会計事務所)
参考会計事務所で一括登録するには、契約管理者・システム管理者のIDでログインしてください。システム管理者は任意に設定できます。操作については、こちらをご参照ください。