目次
(参考)年末調整のみ利用する場合
給与計算業務を利用していない場合、年末調整を行う前に会社情報登録・社員情報登録が必要です。
*すでに給与計算業務をご利用の場合は再登録の必要はありません。
- 会社情報を登録します。[給与計算業務]>[会社情報登録]をクリックします。(*顧問先システムの場合は一部利用できないメニューがある場合があります。)
[基本情報]・[提出先情報]・[年末調整基礎情報]の登録をおこないます。([基本情報]の登録は必須です。) 詳しくは、こちらをご参照ください。<会社情報登録 基本情報 画面>
- 社員情報を登録します。[給与計算業務]>[社員情報登録]をクリックします。(*顧問先システムの場合は一部利用できないメニューがある場合があります。)
社員情報の登録にはデータを直接入力して登録する方法と、CSVデータをインポートして登録する方法があります。詳しくは、オンラインヘルプをご参照ください。*手入力で登録する方法はこちらをご参照ください。
*社員情報インポートについてはこちらをご参照ください。
給与・賞与データの入力方法について
下記の3パターンの入力方法に対応しています。入力方法は、[源泉徴収簿(年間)]または[源泉徴収簿(月別)]をクリックして選択します。
<[源泉徴収簿(年間)]を選択した場合>
- 年間データ入力
社員ごとに12か月分の給与、および年4回のまでの賞与を「源泉徴収簿」のイメージで入力します。
また、作成済みの給与・賞与明細書データからの連動や、作成して頂いた給料・賞与CSVデータをインポートすることも可能です。
給料・賞与CSVデータインポートのマニュアルはこちら - 合計入力 総支給額、社会保険料、源泉徴収等を年間の合計額で入力します。
<[源泉徴収簿(月別)]を選択した場合>
- 月別データ入力 登録された社員を一覧表示し、前職分の給与、指定した月(回)の給与・賞与データを まとめて入力します。
*未払分の給与は入力できません。[源泉徴収簿(年間)]画面で入力します。参考年税額の確認や、前年から繰越した過不足税額の確認・入力は、[源泉徴収簿(年間)]画面でおこないます。
源泉徴収簿を入力する
源泉徴収簿に給料・賞与データを入力、または作成済みの明細書から連動することができます。
また、作成して頂いた給料・賞与CSVデータをインポートすることも可能です。インポートについてはこちらをご参照ください。
- A-SaaS メニューで、[業務から選ぶ] のタブをクリックし、左側の[業務一覧] から[給与計算業務]を選択すると右側にメニューが表示されます。[年末調整]をクリックします。(*顧問先システムの場合は一部表示されないメニューがあります。)
- [顧問先選択]から年末調整をしたい顧問先を選択し[OK]をクリックします。*顧問先システムでは表示されません。
*給与計算業務の会社情報登録がされていない顧問先は表示されません。先に会社情報登録をおこなってください。
*社員情報登録がされていない場合は、社員情報登録画面へ推移します。 - [源泉徴収簿(年間)]または[源泉徴収簿(月別)]をクリックします。
*[源泉徴収簿(年間)]を選択した場合・・・・・年間データ入力→手順4へ、または 合計入力→手順7へ
*[源泉徴収簿(月別)]を選択した場合・・・・・月別データ入力→手順8へ☆[源泉徴収簿(年間)]の場合☆
- [給与・賞与タブ]の画面で社員を選択し、F4[編集]をクリックします。給与・手当等および賞与等を入力していきます。前行をコピーする場合は、コピーする月の1行下の入力欄いずれかにカーソルを合わせた上でF4[前行コピー]をクリックします。
*給与・賞与明細を作成済みの場合は連動させる事が出来ます→手順5へ
*合計額のみ入力する場合は、手順7へ
*支給月日は、[会社情報登録]>[支給日設定]で登録した日付がセットされます。(変更可) - 作成済みの給与・賞与明細がある場合は連動させる事が出来ます。メニューバーの[連動]をクリックし、[給与から連動する]を選択します。
*連動をおこなうと先に手入力されていたものは、給与・賞与明細書の内容に上書きされます。 - 給与連動指示画面が表示されます。給料明細データおよび賞与明細データから連動する支給月・支給回数にチェックを入れ、[実行]をクリックします。
参考連動させる社員を選択したい場合は、[変更]をクリックし、部門・社員区分や、個別の社員を選択後、[設定]ボタンをクリックします。また、在職状況や年調区分によって連動対象社員の絞込が可能です。
- 毎月(回)の給与・賞与を入力した場合、または給与連動を行った場合は、合計金額が自動表示されます。合計のみ入力する場合は、この項目に入力します。前職分や未払分については、合計額の入力如何に関わらずこちらに入力します。
☆[源泉徴収簿(月別)]の場合☆
- 前職分または各月(回)タブをクリックし、各社員の給与・賞与データを入力します。
*[源泉徴収簿(月別)]画面では、未払分の入力はできません。[源泉徴収簿(年間)]画面で入力してください。参考前職の所在地・氏名又は名称・退職日については、給与支払報告書(源泉徴収票)画面で入力します。 - 入力を終えたらF5[保存]をクリックします。
参考源泉徴収簿の金額を訂正・保存すると、「本人・扶養親族情報」>「あなたの合計所得金額(見積額)」>「給与所得①」の金額も自動的に更新されます。
年調年税額の確認
[源泉徴収簿(年間)]画面の右側のエリアで年調年税額や過不足税額等の確認をおこないます。過不足額を翌年に清算する場合や、前年から繰り越した過不足額がある場合も入力します。
- 社員を選択し、前年の年末調整時に繰り越した過不足税額がある場合は入力します。
参考前年の年末調整で、過不足額精算設定を「別途精算」とし、「翌年において還付する金額」または「翌年に繰り越して徴収する金額」に金額を入力した上で翌年へ繰り越しした場合は、繰り越されたデータの「前年の年末調整にもとづき繰り越した過不足額」にはその金額が自動的にセットされます。
この金額は、当年の給料明細書入力または賞与明細書入力画面で、「前年の年末調整に基づき繰り越した過不足額」として算入することができます。 - [源泉徴収簿(年間)]画面でタブを[年末調整]タブに切替えると、扶養控除等の申告、年末調整の内容を確認できます。超過額又は不足額の清算で「翌年において還付する金額」、または[翌年に繰り越して徴収する金額]とする場合は金額を入力します。
- 入力を終えたら、F5[保存]をクリックします。
参考[源泉徴収簿(年間)]または[源泉徴収簿(月別)]いずれかの画面から、過不足額の清算方法を全社員一括(または個別)で変更する事が可能です。
メニューバーの[編集]>[過不足額清算設定を編集する]をクリックします。ダイアログが表示されたら適宜設定し、[実行]をクリックします。
年末調整を完了する
年末調整の作業をおえた社員がわかるように進捗状況のマークを変更します。”完了”としてもデータの編集は可能です。
- 年末調整を完了します。社員を選択後、メニューバーの[ファイル]をクリックし[年調を完了する]を選択します。
- 進捗状況のマークが(作)から(完)に変わります。
*[年調を完了する]にしてもデータの編集は可能です。データ編集をおこなうとマークが(完)→(作)へ戻ります。
参考年末調整の進捗状況が社員コードの前に表示されます。
(完) マークが青色 年末調整の作成が完了
(作) マークが緑色 年末調整を作成中
(未) マークが赤色 年末調整は未着手
源泉徴収簿を出力する
一人別源泉徴収簿(1人分/A4横)、貼付用源泉徴収簿(4人分/A4縦)の帳票を印刷することが出来ます。[源泉徴収簿(年間)]画面で出力します。
- [源泉徴収簿(年間)]画面を開き、F7[印刷]をクリックします。(給与計算業務の各画面からメニューバーの[帳票]>[管理資料]>[源泉徴収簿]でも可)
- 帳票を選択し、[次へ]をクリックします。
参考任意の社員を選択したい場合、 [変更]をクリックし、出力したい部門や社員区分や社員を選択後、印刷をおこないます。また、在職状況や年調区分によって印刷対象社員の絞込が可能です。
- [印刷プレビュー]・[PDF化]・[印刷]・[CSV保存]のいずれかをクリックします。
[印刷設定]では、「申告内容(上部の枠内以外の項目)」、「会社コード・部門コード・社員コード」を印刷するかどうかの設定が可能です。(*貼付用源泉徴収簿(4人分/A4縦)では設定できません。)
源泉徴収一覧表(月別)を出力する
各月(各賞与回)の源泉徴収一覧表を出力します。[源泉徴収簿(月別)]画面で出力します。
- [源泉徴収簿(月別)]を表示し、印刷したい月または前職分・賞与回数のタブを選択します。F7[印刷]をクリックします(給与計算業務の各画面からメニューバーの[帳票]>[管理資料]>[源泉徴収一覧表(月別)]でも可)。
- 適宜設定後、[次へ]をクリックします。
参考任意の社員を選択したい場合、[変更]をクリックし、出力したい部門や社員区分や社員を選択後、印刷をおこないます。
また、在職状況や年調区分によって印刷対象社員の絞込が可能です。 - 各種設定をおこない、[印刷プレビュー]・[PDF化]・[印刷]・[CSV保存]のいずれかをクリックします。
源泉徴収合計表を出力する
源泉徴収合計表を出力します。[源泉徴収簿(月別)]画面で出力します。
- [源泉徴収簿(月別)]を表示し、[合計タブ]を選択します。F7[印刷]をクリックします(給与計算業務の各画面からメニューバーの[帳票]>[管理資料]>[源泉徴収合計表]でも可)。
- 適宜設定後、[次へ]をクリックします。
参考任意の社員を選択したい場合、[変更]をクリックし、出力したい部門や社員区分や社員を選択後、印刷をおこないます。
また、在職状況や年調区分によって印刷対象社員の絞込が可能です。 - 各種設定をおこない、[印刷プレビュー]・[PDF化]・[印刷]・[CSV保存]のいずれかをクリックします。