- 会計データをまだ作成していない場合は、先に会計基本情報登録をおこなう必要があります。
- 企業・事業主様用システムでは利用できるシステムに制限がある場合があります。 詳細は契約会計事務所様にご確認ください。
- 「新・会計システム」の仕様・制限事項等について、詳細はこちらをご参照ください。
工事情報登録画面を表示する
- 「業務から選ぶ」>「工事原価管理」>「設定」>「50 工事情報登録」をクリックします。
- 顧問先を選択します。
参考仕訳入力等の業務メニューを開いている場合は、メニューバー[設定]>「工事情報登録」をクリックすることで同一顧問先の工事情報登録画面を表示することができます。
- 部門情報登録画面が表示されます。
項目 説明 工事番号 6桁までの数字を入力します。 工事名称 40文字までで部門の名称を入力します。 読み仮名 80文字までで読み仮名を入力します。 工事略称 10文字までで略名称を入力します。 住所 60文字までで住所を入力します。 受注先 受注先リストから選択します。
*受注先登録にて登録されている受注先がリストに表示されます。担当部門 部門リストから選択します。
*会計データにて登録されている部門がリストに表示されます。担当者 担当者リストから選択します。
*担当者登録にて登録されている担当者がリストに表示されます。契約日 契約日を登録します。 着工日 着工日を登録します。 竣工予定日 竣工予定日を登録します。 引渡日 引渡日を登録します。
*引渡日を登録すると完成工事と認識され、工事名の前に「完」マークが表示されます。開始会計期 契約日に応じた会計期が自動セットされます。
- 会計期リストから任意に選択することも可能です。作成されている会計データの会計期がリストに表示されます。
- 開始会計期を変更すると科目残高が全て再入力となりますので開始会計期を確定後に科目残高を入力してください。
終了会計期 引渡日に応じた会計期が自動セットされます。
- 会計期リストから任意に選択することも可能です。作成されている会計データの会計期がリストに表示されます。
- 引渡日を未入力の場合は、会計データの次期繰越時に最新会計期が自動セットされます。
備考 120文字まで入力可能です。 参考完成工事の判定基準は変更することが可能です。メニューバー[表示]>「表示設定」をクリックして判定基準の条件を指定してください。
引渡日入力済 引渡日が登録されている工事情報は、会計期、集計月の選択に関わらず完成工事とみなします。 引渡日入力済かつ引渡日が選択会計期及び集計月以前 工事情報に登録されている引渡日以後の会計期、集計月が選択されると完成工事とみなします。 参考左端ツリー表示の工事情報一覧は、「会計期」・「状態」によって絞り込みが可能です。
表示する工事情報を絞り込む場合はリストからそれぞれ選択します。
工事情報を登録する
- F6[追加]をクリックします。
- 「工事情報」タブの内容を入力します。
- 工事情報登録の入力を終えたらF5[保存]をクリックします。
参考工事情報を登録すると「未成工事支出金」に自動的に原価科目が補助登録されます。
- 「A-SaaS標準 建設」以外の科目体系の場合は「仕掛品」となります。
- 自動的に作成される補助を訂正、削除しないようにしてください。
- 会計データの科目登録にて対象となる原価科目を編集すると、次回工事情報登録を起動したタイミングで編集内容が補助科目に反映されます。
参考受注先を指定して工事情報をF5[保存]する際、以下のメッセージが表示されることがあります。
受注先登録にて設定しているコードと同一コードの補助科目が、既に「完成工事未収入金」および「未成工事受入金」に登録されている場合に表示されます。
[上書き]をクリックすると受注先登録の内容で補助科目が上書きされます。- 「A-SaaS標準 建設」以外の科目体系の場合は「売掛金」および「前受金」となります。
請負金額・工事予算額を登録する
- 「請負金額・工事予算額」タブを選択し、F4[編集]をクリックします。
- 工事内容の「摘要」・「契約日」・「金額(税抜)」・「消費税」を入力します。
- 工事内容が複数になる場合は、[請負金額を追加(F6)]もしくはF6[追加]をクリックすると入力エリアが追加されます。
- 工事予算額の「金額(税抜)」・「消費税」も入力します。
- 請負金額・工事予算額の入力を終えたらF5[保存]ボタンをクリックします。
参考工事内容を削除する場合は削除したい工事内容をチェックし、[選択した請負金額を削除(DEL)]もしくはDEL[削除]をクリックします。
科目残高を登録する
- 「科目残高」タブを選択し、F4[編集]をクリックします。
- 「残高」を入力します。
- 科目残高の入力を終えたらF5[保存]ボタンをクリックします。
参考残高入力している項目のみ表示したい場合は[残高0の科目を表示しない]にチェックします。
工事情報を編集する
- 編集したい工事を選択し、F4[編集]をクリックします。
- 編集モードになります。適宜内容を編集し、F5[保存]をクリックします。
工事情報を削除する
- 削除したい工事情報を選択し、DEL[削除]をクリックします。
- 確認メッセージが表示されますので、[確定]をクリックします。
参考削除する工事情報が仕訳入力で使用されている場合、以下のメッセージが表示されて削除できません。
削除した工事情報を復帰させる
- F9[削除表示]をクリックします。
- 削除状態の工事情報が取り消し線が付いた状態で表示されます。
- 復帰したい工事情報を選択し、右クリックして「削除工事情報を復帰」を選択します。