目次
賞与明細書を入力する
- A-SaaS メニューで、[業務から選ぶ] のタブをクリックし、左側の[業務一覧] から[給与計算業務]を選択すると右側にメニューが表示されます。[賞与計算]をクリックします。(*顧問先システムの場合は一部表示されないメニューがあります。)
- 顧問先を選択し[ OK ]をクリックします。*顧問先システムでは表示されません。
- 賞与明細を入力します。[賞与明細書入力]をクリックし、さらに回数・社員を選択し、F4[作成]をクリックします。すでに作成済みの給料明細書を再編集する場合は、F4[編集]をクリックします。
*手当や控除を設定する場合は、明細書作成前に設定します。こちらをご参照ください。参考水色の入力項目は自動計算される項目です。手入力で修正する事も可能です。修正された入力項目は、緑色に変わります。 - 支給額を入力します。(8桁まで)
項目名 説明 支給額 支給額を入力します。 各手当項目 [手当・控除設定]で登録した手当が表示されますので、それぞれに金額を入力します。
[手当・控除設定]で”固定に含める”設定(チェックなし)の場合のみ、入力した金額を次回以降にも引き継ぎます。(変更可)
*歩合手当の場合、歩合単価(5桁まで)と歩合度数を入力する事で手当額を計算します。歩合単価は、翌月以降にも引き継がれます。歩合度数は整数部3桁、小数点以下2桁まで入力できます。歩合手当額の直接入力および修正はできません。
総支給額(課税) 総支給額のうち課税対象額が表示されます。(変更不可) 総支給額(非課税) 総支給額のうち非課税対象額が表示されます。(変更不可) 総支給額 総支給額が計算されます。(変更不可) - 標準賞与額、所得税計算要素を確認し、必要があれば適宜修正します。(8桁まで)
項目名 説明 今回標準賞与額(健康保険) 賞与額+標準賞与額に含めるとした手当金額が表示されます。 今回標準賞与額(厚生年金) 賞与額+標準賞与額に含めるとした手当金額が表示されます。 支給済標準賞与額累計 支給済の賞与明細書がある場合は、標準賞与額が集計表示されます。(変更可) 項目名 説明 前月の給与等の金額 前月の給与等の金額が表示されます。(変更可)
*[会社情報登録]>[支給日設定]で”税額計算対象給与月”に指定されている給与月の給料明細書より金額が連動します。賞与の金額に乗ずべき率 賞与の金額に乗ずべき率が表示されます。 計算基礎期間 計算基礎期間を[6ヶ月以内]または[6ヶ月以上]から選択します。 - 控除額を入力します。(8桁まで)
項目名 説明 健康保険 今回標準賞与額に基づいて計算された健康保険料が表示されます。(変更可)
*[社員情報]に登録された生年月日から対象外になる場合は自動判定します。介護保険 今回標準賞与額に基づいて計算された介護保険料が表示されます。(変更可)
*[社員情報]に登録された生年月日から"対象"または"対象外"を自動判定し、保険料を自動計算します。健保介護計 合計が表示されます。(変更不可) 厚生年金 今回標準賞与額に基づいて計算された厚生年金が表示されます。(変更可)
*[社員情報]に登録された生年月日から対象外になる場合は自動判定します。厚生年金基金 今回標準賞与額に基づいて計算された厚生年金基金が表示されます。(変更可) 社会保険計 合計が表示されます。(変更不可) 雇用保険 [会社情報登録]>[基本情報]の雇用保険区分、および[社会保険設定]に基づいて計算された雇用保険料が表示されます。(変更可)
*[社員情報]に登録された生年月日から”高年齢被保険者”となる場合は自動判定します。社会保険等計 合計が表示されます。(変更不可) 所得税 所得税が自動計算されます。(変更可) 各控除項目 [手当・控除設定]で登録した控除名称が表示されますので、それぞれに金額を入力します。
[手当・控除設定]で”固定する”設定(チェックなし)の場合のみ、入力した金額を次回以降にも引き継ぎます。(変更可)
*歩合控除の場合、歩合単価(5桁まで)と歩合度数を入力する事で手当額を計算します。歩合単価は、次回以降にも引き継がれます。歩合度数は整数部 3桁、小数点以下2桁まで入力できます。歩合控除額の直接入力および修正はできません。控除計 控除計が計算されます。 - 調整額を入力します。(8桁まで)
項目名 説明 社会保険 社会保険で調整額がある場合は、金額を入力します。
*入力された金額は、控除額の「社会保険計」、「社会保険等計」に集計されます。調整01・02 調整額がある場合は、金額を入力します。
入力された金額は「差引支給額」に集計されます。年末調整 年末調整の過不足額がある場合は、金額を入力します。
*A-SaaSシステムで年末調整を処理されている場合は、過不足額を連動できます。こちらをご覧ください。 - 差引支給額(内訳)を確認します。[社員情報登録]で設定している支給方法で支給額が表示されます。手入力で変更する事も可能です。
- 給料明細書に連絡事項を記載する場合は、[連絡事項]に入力します。入力可能文字数は100文字です。
*改行をおこなうごとに1文字分カウントされ、入力可能文字数は少なくなります。
*社員情報に登録された生年月日から自動判定され、健康保険や介護保険や厚生年金、雇用保険の区分変更された場合はその旨自動記載されます。(変更可) - 入力を終えたら、F5[保存]をクリックします。
年末調整の過不足額を算入する
年末調整の計算後、過不足額を給料に算入する事が出来ます。
- 給料明細書入力画面でメニューバーの[連動]をクリックし、[過不足額算入]を選択します。
- 算入元を選択し、連動させる算入対象の社員を設定します。[実行]をクリックします。
*算入対象・・・・[変更]をクリックし、部門や社員を選択して連動をおこなうことも可能です。
項目名 説明 給料(賞与) 月(回)の過不足額 選択している賞与(回)が表示されます。
*年末調整>本人扶養タブの”過不足額精算設定”で設定している賞与回ではない場合は、訂正してください。前年の年末調整に基づき繰越した過不足額 前年の年末調整において、源泉徴収簿の「28 翌年において還付する金額」、または「30 翌年に繰り越して徴収する金額」に入力後、繰越処理した場合に算入できます。 - 年末調整の過不足額が反映されます。
修正した自動計算項目を元に戻す
手入力にて修正したすべての自動計算項目(緑色の入力項目)の金額を修正前の元の金額に戻す事が出来ます。
*会社情報・社員情報で設定されている最新の登録内容で更新されません。
- 社員を選択し、F4[編集]をクリックし編集モードにします。メニューバーの[編集]をクリックし、[元の値に戻す]を選択します。
- 修正したすべての自動計算項目が元の金額に戻った事を確認します。(自動計算項目の色が緑色→水色に戻ります。) F5[保存]をクリックします。
最新の登録内容で更新する
作成済みの賞与明細書を社員一人ずつ最新の会社情報・社員情報の登録内容で更新します。(一括で全社員の明細書を更新したい場合は、こちらをご参照ください。)
*賞与明細書を作成した後に、変更された会社情報・社員情報の内容は、自動反映しません。必ず賞与明細書の更新をおこなってください。
*手入力にて修正した自動計算項目(緑色の入力項目)の金額も、すべて最新の登録情報を元に計算された金額に更新されます。
- 社員を選択し、F4[編集]をクリックし編集モードにします。F6[更新](メニューバーの[編集]をクリックし、[選択中の明細書を最新の設定・登録情報で更新する]でも可)を選択します。
- 金額が最新の登録内容で更新された事を確認し、F5[保存]をクリックします。
(手入力にて修正した自動計算項目も最新の登録内容で更新され、入力項目の色も緑色→水色に戻ります。)
最新の登録内容で一括更新する
作成済みの給料明細書を最新の会社情報・社員情報の登録内容で一括更新します。
*手入力にて修正した自動計算項目(緑色の入力項目)の金額も、すべて最新の登録情報を元に計算された金額に更新されます。
*"支給済”になっている月の明細書は更新されません。必要に応じてあらかじめ"支給済解除”をおこなってください。支給済の解除については、こちらをご参照ください。
- 給料明細書入力画面でメニューバーの[編集]をクリックし、[選択月の明細書を最新の設定・登録情報で更新する]または、[すべての明細書を最新の設定・登録情報で更新する]を選択します。
項目名 説明 選択月の明細書を最新の設定・登録情報で更新する 選択した月の全社員の明細書を一括更新します。 すべての明細書を最新の設定・登録情報で更新する "支給済”ではないすべての月の全社員の明細書を一括更新します。
賞与明細書を削除する
作成した賞与明細書を削除します。
*支給済の賞与回の賞与明細書は削除できません。支給済の解除をおこなってから賞与明細書を削除してください。支給済の解除については、こちらをご参照ください。
- 賞与明細書入力画面で削除したい社員を選択し、ファンクションキーガイドの[削除]をクリックします。(メニューバーの[編集]>[削除する]、もしくはキーボードの[DEL]キーでも可。)
- 確認メッセージが表示されますので、よろしければ[確定]をクリックします。
参考
- 編集モードの時は削除できません。一旦、保存し削除を実行してください。
- 削除した賞与明細書を復帰させることはできません。
操作には十分ご注意ください。
次回の賞与計算データを入力する
賞与明細を支給済にします。
*支給済の解除については、こちらをご参照ください。
- F11[支給済]をクリックします。(メニューバーの[ファイル]>[支給済にする]でも可)
- 確認メッセージが表示されたら[確定]をクリックします。
- 支給済にした月にはチェックマークが表示され、次月のタブがアクティブになります。
*賞与回数の設定によって次回タブがアクティブにならない場合もあります。賞与回数の設定は[会社情報登録]>[支給日設定]でおこないます。参考- 支給済にした月の賞与明細書の編集や削除は出来ません。
- 支給済にした賞与回の支給日([会社情報登録]>[支給年月日])は変更できません。
支給済を解除する
支給済にした賞与回の解除をおこないます。
*顧問先システムでは、表示されない場合があります。会計事務所へご連絡いただき、支給済解除をご依頼ください。
- 支給済(チェックマーク)の解除をおこないたい賞与回を選択し、F11[支給済解除]をクリックします。(メニューバーの[ファイル]>[支給済を解除する]でも可)
- 確認メッセージが表示されますので、よろしければ[はい]をクリックします。
- 支給済(チェックマーク)が解除されます。
参考支給済を解除し必要な編集を終えられたら、再度 支給済をおこなってください。
賞与明細書を出力する
賞与明細書を出力します。明細書タイプは、横型(2人分)・縦型(3人分)・窓空き型(1人分)に対応しています。
- [賞与明細書入力]をクリックし画面を表示します。印刷したい賞与回タブを選択後、F7[印刷]をクリックします。
- 各種設定を行い、[次へ]をクリックします。
- 帳票の色を選択後、[印刷プレビュー]・[PDF化]・[印刷]・[CSV保存]のいずれかをクリックします。
賞与一覧表を出力する
選択した月の「賞与一覧表」、または社員区分ごとに集計した「賞与合計表」が出力できます。
- [賞与一覧表]をクリックし画面を表示します。表示したい賞与回を選択します。賞与明細書が作成されている社員のみ表示されます。賞与明細書が作成されていない社員も「賞与一覧表」で表示・出力する場合は、[全社員を表示する]にチェックを入れます。
- F7[印刷]をクリックします。各種設定をおこない、[次へ]をクリックします。
- 適宜設定を行い、[印刷プレビュー]・[PDF化]・[印刷]・[CSV保存]のいずれかをクリックします。