使用する科目の名称やコード番号を編集することができます。科目の追加や削除もここで行います。
A-SaaS 標準の科目体系には、法人用5種類(法人全科目、中小法人、建設、医療、運送)と個人用3種類(一般、不動産、農業)があります。
- ここでは各顧問先ごとに個別に設定された科目体系についてご説明しています。元となる基本科目体系(テンプレート)とは区別が必要ですのでご注意ください。
科目登録画面を表示する
- A-SaaSメニュー>「業務から選ぶ」>「会計業務」>「科目登録」をクリックします。(*顧問先システムは一部利用できないメニューがある場合があります)
- 顧問先を選択>「OK」をクリックします。
- 選択した顧問先で使用している科目体系が表示されます。
科目を新規作成(複製)する
同じ科目分類の既存の科目をコピーし、それを編集することで新しい科目を作成します。
- コピー元とする科目を右クリックし、「選択した科目を複製する」 をクリックします。
参考科目分類の中に科目が一つもない場合は、F9「削除表示」をクリックして削除科目を表示させます。その後、任意の科目を右クリックし削除科目の復帰を選択すると削除状態を解除することができます。 <分類名称のみ表示され科目が一つもない状態>
- 同じ科目分類の中に科目が新規作成されます。科目名称などを編集し、科目コードに任意の番号を入力します。(他の科目に使用されているコードは使用出来ません)
参考科目複製時、科目コードは空欄になっています。科目コードを入力するまで科目の複製を確定することはできません。科目コードは4桁までの数字を任意に設定可能です。異なる桁数の科目コード(3桁と4桁など)が混在しても構いません。
- Enterキーを押し内容を確定させます。編集モードを解除したい場合はESCキーを押します。
参考科目はいずれかの科目分類に属しており、試算表などの帳票は科目分類を元に集計されます。追加したい科目と同じ科目分類の科目を必ずコピー元として使用してください。異なる科目分類の科目をコピーして使用すると、正しく集計されません。
- 誤った使用例:A-SaaS 標準の科目「売上高」をコピーして「普通預金2」と名称を変更して使用。
→「普通預金2」は売上高として集計されてしまいます。 - 正しい使用例:「 普通預金」をコピーして、それぞれを「普通預金1」「普通預金2」と名称変更する。
- 誤った使用例:A-SaaS 標準の科目「売上高」をコピーして「普通預金2」と名称を変更して使用。
科目を編集する
- 変更したい科目を右クリックし、「編集する」を選択します。
- 編集モードにすると背景が赤くなります。適宜、名称や科目コードなどを編集します。
参考「固変区分」は、財務グラフの損益分岐点図表など、固定費と変動費を分けて集計する際に参照される項目です。
- Enterキーを押し内容を確定させます。編集モードを解除したい場合はESCキーを押します。
参考科目名称は、残高や仕訳がある科目についても変更することができます。
科目を削除する
- 削除したい科目を右クリックし、「科目の削除」 をクリックします。
- 確認のメッセージが表示されます。よろしければ「はい」 をクリックします。
参考残高や仕訳データが入力されている科目は削除できません。
削除した科目を復帰させる
- ファンクションキーガイドからF9「削除表示」をクリックすると、削除状態になっている科目が表示されるようになります。
- 復帰させたい科目を右クリックし「削除科目の復帰」を選択します。
- 確認メッセージが表示されます。よろしければ「はい」をクリックします。
- 削除科目の表示を解除する場合は、ファンクションキーガイドのF9「削除隠す」をクリックします。
科目分類名を編集する
- 変更したい科目分類を右クリックし、「編集する」を選択します。
- 適宜、名称を編集します。
- Enterキーを押し内容を確定させます。編集モードを解除したい場合はESCキーを押します。
参考科目分類の複製や、削除はできません。名称の編集のみ可能です。
科目の並び順を変更する
科目の並び順を変更できます。ただし、変更できる範囲は同じ科目分類の中に限られます。
- 移動したい科目を右クリックし「上へ移動する」、「下へ移動する」を選択し、科目を移動させます。
参考科目をドラッグ&ドロップで移動させることもできます。また、メニュー「編集」>「コード順でソート」をクリックすると科目コードの昇順で並び替えることができます。