*Mac OS環境では、署名・送信することはできません。
目次
メイン画面説明
番号 | 名称 | 説明 |
---|---|---|
① | 「申告」・ 「申請・届出」 |
「申告」・「申請・届出」の切り替えをおこないます。それぞれ申告、申請できる税目、データはこちらをご参照ください。 |
② | 新規作成ボタン | 電子データを新規作成します。 |
③ | データツリーエリア | 作成、送信したデータが税目ごと年度ごとに整理されています。詳しい使い方はこちらをご参照ください。 |
④ | データ表示エリア | 作成、送信したデータが表示されるエリアです。 このエリアはページ表示になっており、1ページあたり200データが表示されます。データ数が多く複数ページある場合は⑨「前頁」「次頁」でページを切り替えます。 また、表示されているデータに対して、⑤「電子申告状況」や⑨「顧問先指定」でデータを絞り込むことができます。 表示されているデータを選択する場合は、左側のチェックボックスにチェック入れます。(複数選択可) |
⑤ | 電子申告状況 | チェックボックスをオン・オフすることで、④に表示するデータを絞り込むことができます。 |
⑥ | 詳細表示 | ④でデータを選択して、「詳細表示」をクリックすると、帳票内容確認など電子申告データの詳細を確認することができます。送信後の完了報告書等の出力もこのボタンからおこないます。 |
⑦ | 操作再開ボタン | ④で選択したデータに対して、「添付」「署名」「送信」の操作を再開したり、「受信通知再取得」することができます。 |
⑧ | 顧問先指定ボタン | 新規作成するデータや、④データ表示エリアに表示させる顧問先を絞り込む際に利用します。 |
⑨ | 前頁・次頁 | ④「データ表示エリア」では1ページあたり200データが表示されます。データが多く複数ページある場合は「前頁」「次頁」でページを切り替えてご確認ください。 |
「申告」・「申請・届出」を切り替える
左上のプルダウンリストから「申告」・「申請・届出」の手続きを切り替えます。
税目によって選択する手続きメニューが異なります。提出するものに合わせて切り替えてください。
<「申告」を選択する税目・手続き>
- 法人税(国税・地方税)
※「欠損金の繰戻しによる還付請求書」は「申請・届出」から申告してください。 - 所得税消費税
※「財産債務調書(及び同合計表)」は「申請・届出」から申告してください。 - 贈与税
- 償却資産税
- 個人住民税 特徴(給与支払報告書)
<「申請・届出」を選択する税目・手続き>
- 法人税「欠損金の繰戻しによる還付請求書」
- 所得税「財産債務調書(及び同合計表)」
- 源泉所得税(所得税徴収高計算書)
- 法定調書(及び合計表)
- 申請書・届出書
- 税務代理権限証書(及び添付書面)
Step1.データ選択
- 「新規作成」をクリックします。
- ダイアログの上部で作成するデータを検索することで下部に選択できるデータが表示されます。
上部で「税目」「事業年度」「申告」の種類を選択します。あわせて、法人税の電子申告をおこなう際に、同一申告期間の消費税データを同時に申告する場合は、チェックを入れます。
必要な情報を選択したら、「検索」をクリックします。 - 表示されたデータから電子申告するデータにチェックをいれ、右下の「次へ」をクリックします。
Step.2-1データ作成:提出先・財務諸表等の確認
- 提出先の確認をおこないます。データを選択して「提出先確認」をクリックします。複数顧問先のデータがある場合、この作業は1顧問先ずつおこなってください。(エラーが表示された場合は、「参考」をご参照ください。)
- (地方税データがある場合)申告データに地方税のデータが含まれている場合、必ず[データ数/提出先]欄のデータ数の確認、および「提出先確認」をおこなってください。
[データ数/提出先]欄の数字が一致していない場合、「提出先確認」画面にて提出先の各市町村の「基本情報ファイル取込」をおこなう必要があります。参考「基本情報ファイル」とは、納税者の情報、提出先や申告税目の情報が格納されているファイルです。すでに、保存されている基本情報ファイルに提出先や税目の追加等変更が無い場合は、こちらの手順は不要です。
納税者の提出先や申告税目等の情報に変更や追加がある場合は、eLTAXのPCdeskで手続きをおこなって頂き、再度A-SaaSに基本情報ファイルを取込んでください。
基本情報ファイルについてはPCdeskマニュアルをご参照ください。
https://www.eltax.lta.go.jp/support/document/ - (地方税データがある場合)[基本情報ファイル無し]となっている場合は、「基本情報ファイル取込」をクリックします。
一度取り込んだ基本情報ファイルに変更があった場合も、再度この操作をおこなってください。 - (地方税データがある場合)ポータルセンタにアクセスし、基本情報ファイルを取込みます。「取込んだ基本情報ファイルを保存する」にチェックを入れておくと、A-SaaSのサーバー側に基本情報ファイルが保存されます。同じ顧問先の電子申告データでは次回以降、基本情報ファイルを取込む作業が不要になります。
ポータルセンタには納税者の利用者IDと暗証番号でログインします。
- 基本情報ファイルを媒体に移して取込む場合は[ファイルを指定して取込む]を選択します。こちらを選択する場合は、あらかじめPCdeskより基本情報ファイルをエクスポートしておきます。
- (地方税データがある場合)取込みが完了すると、地方税のデータが[作成可能]となります。確認が終わったら、「OK」をクリックします。
- 法人税の電子申告をする場合、財務諸表(決算報告書)の設定をうこなうため「財務諸表」をクリックします。各種設定を確認し、「OK」をクリックします。
- 「有形固定資産の減価償却累計額の処理」の設定について、「直接控除」にセットするためには、「有形固定資産の減損処理」の設定を「しない」にセットする必要があります。
- 次のステップに進む場合は、[次へ]をクリック、電子申告を中断する場合は、[終了してメイン画面に戻る]をクリックするとメイン画面に戻ります。
Step.2-2データ作成:詳細確認をする
- 作成された電子申告データの内容を確認できます。確認したいデータを選択し「詳細確認」をクリックします。
- 電子申告データが作成された帳票一覧が表示されます。[プレビュー]ボタンをクリックすると、ブラウザでプレビュー画面が開きます。プレビュー画面から帳票を印刷することも可能です。確認ができたら、プレビュータブを「✖」で閉じます。(ブラウザ全体を「✖」で閉じないようにご注意ください。)
- 過去の事業年度によっては、帳票内容確認できない場合もあります。
- 送信不要の帳票がある場合は[送信不要帳票削除]ボタンから削除することができます。すべて確認を終えたら、「戻る」をクリックします。
- 次のステップに進む場合は、[次へ]をクリック、電子申告を中断する場合は、[終了してメイン画面に戻る]をクリックします。作成したデータを保存してメイン画面に戻ります。
Step.3-1添付:送付書を作成する
国税の電子申告データには送付書を添付することができます。地方税の電子申告データには送付書は作成できません。
送付書添付可能な税目は以下です。
・法人税
・消費税
・所得税
・申請書・届出書(一部の帳票を除く)
- 贈与税については未対応です。
- 「送付書」をクリックし、必要な項目を入力します。印刷する場合は、[印刷]をクリックします。
- 入力を終えたら、「戻る(電子申告データに取込)」をクリックします。
- 次のステップに進む場合は、[次へ]をクリック、電子申告を中断する場合は、[終了してメイン画面に戻る]をクリックします。作成したデータを保存してメイン画面に戻ります。
Step.3-2添付:PDF等のデータを添付する
電子申告では、PDF等のデータを添付資料として同時に送信することができます。
なお、国税については、提出可能な添付書類は一部の書類に限定されていますので、ご注意ください。 提出可能な添付書類については、以下をご参照ください。
イメージデータにより提出可能な添付書類(e-Taxページ)
<国税の電子申告データに添付可能なファイルの種類(拡張子)>
pdf *その他詳細についてはこちら
<地方税の電子申告データに添付可能なファイルの種類(拡張子)>
txt csv doc docx xls xlsx pdf jpg *その他詳細についてはこちら
- 「添付資料取込」をクリックします。
- 「添付資料取込」をクリックし、「選択」ボタンから添付したいデータを選択し、「OK」をクリックします。 (国税で別途郵送したい資料がある場合は、送付書を作成します。送付書の作成方法は「こちら」をご参照ください。) なお、地方税の電子申告で別途郵送資料がある場合は、[別途添付資料を郵送する]にチェックをいれます。
- この画面では、添付資料の追加、取出し、削除が可能です。必要に応じて操作してください。操作を終えたら、「戻る」をクリックします。
- 次のステップに進む場合は、[次へ]をクリック、電子申告を中断する場合は、[終了してメイン画面に戻る]をクリックします。作成したデータを保存してメイン画面に戻ります。
Step.3-3添付:証明書を取り込む(所得税)
医療保険者から交付された「医療費通知」データや、保険会社等から交付された電子的控除証明書(XML形式)で添付の要件を満たしたものは、所得税申告書の電子申告データに添付することができます。
- 添付の要件については、以下ページをご参照ください。
(PDF)医療費控除に関する手続について(Q&A)
(国税庁HP)控除証明書等の電子的交付について
- 「添付資料取込」をクリックします。
- 「証明書等取込」をクリックし、添付したいデータを選択し、「OK」をクリックします。
- この画面では、添付資料の表示、取出、削除が可能です。必要に応じて操作してください。操作を終えたら、「戻る」をクリックします。
- 次のステップに進む場合は、[次へ]をクリック、電子申告を中断する場合は、[終了してメイン画面に戻る]をクリックします。作成したデータを保存してメイン画面に戻ります。
Step.3-4添付:税務代理権限証書を添付する(源泉所得税・法定調書・申請書・届出書の場合)
令和6年4月1日以降提出分につきまして、A-SaaSでは税務代理権限証書、税理士法第33条の2に関する添付書面の単独送信用のみに対応にしました。(2024年4月2日リリース時点)
※令和6年4月1日以降提出分の税務代理書面のシステム対応についての詳細はこちら
電子申請・届出画面にて、新規作成から税目:税理士法関係、該当する手続きを選択し、別途送信してください。
※A-SaaSでは、相続税・贈与税等に対応した様式には未対応です。お手数ですが、当該税目の添付書面は別途作成して郵送をお願いします。
Step.4署名
- 署名を行うデータが一覧で表示されます。[次へ]をクリックします。
- まずは国税データに署名を付加します。(国税データがない場合は、地方税データから始まります。)証明書メディア選択において、「ICカード」または「ファイル」のいずれかを選択します。
「ファイル」を選択した場合は手順7へ、「ICカード」を選択した場合はこのまま次の手順へ進みます。 - 「ICカード」を選択した場合、使用する電子証明書(発行元の認証局サービス名)を選択し、[次へ]をクリックします。
- 日本税理士会の電子証明書、番号カードなど、使用する電子証明書にあわせて選択します。
- 続けて、使用する電子証明書のPINコード(パスワード)を入力し、[OK]をクリックします。
- 「ファイル」を選択した場合、以下の画面で[選択]ボタンをクリックします。証明書ファイルを選択し、[開く]をクリックします。パスワードを入力し、[次へ]をクリックします。
- 結果に[正常終了]と表示されたら、国税データへの署名は成功です。確認したら、「次へ」をクリックします。
- 地方税データがある場合は、続けて地方税データに署名が開始されます。署名手順は国税データへの署名と同じです。
- 署名が完了したら、電子申告状況が[署名済]となります。必要に応じて「署名追加」「署名削除」をおこなってください。
- 次のステップに進む場合は、[次へ]をクリック、電子申告を中断する場合は、[終了してメイン画面に戻る]をクリックします。作成したデータを保存してメイン画面に戻ります。
Step.5送信
- 送信データが一覧で表示されます。データを確認し、「次へ」をクリックします。地方税のデータがある場合は国税、地方税の順に電子申告データを送信します。
- 国税電子申告受付システムの認証画面が表示されます。税理士・税理士法人の[利用者識別番号]が表示されていますので、代理人の[暗証番号]を入力し、「次へ」をクリックします。
- データ送信が完了したら、[結果]に[正常終了]と表示され国税の[受付番号]が表示されます。
- 即時通知を確認する場合は、確認したいデータを選択し、「即時通知表示」をクリックします。
- 後ほど「詳細確認」画面にて確認、印刷することも可能です。
- 受信通知を確認する場合は、確認したいデータを選択し、「受信通知表示」をクリックします。
- 後ほど「詳細確認」画面にて確認、印刷することも可能です。
- この画面から、ダイレクト納付やXML出力など続けて操作を行うことはできません。これらの操作が必要な場合は、国税については受付システム(国税)からメッセージボックスにログインしてメール詳細を確認してください。
- 地方税については、PCdeskにログインしてメッセージ詳細を確認してください。
- 地方税データがある場合は、続けて地方税データを送信します。「次へ」をクリックします。
- 地方税の場合、地方税ポータルセンタの認証画面が表示されます。税理士・税理士法人の[利用者ID]が表示されていますので、代理人の[暗証番号]を入力し、「次へ」をクリックします。
- 送信後の確認等の手順は国税データの場合と同様です。
- 送信データ確認画面に戻ったら、[終了]をクリックすると、メイン画面に戻ります。
完了報告書・受付番号付き申告書を印刷する
- メイン画面で、受付完了のデータを選択して、「詳細確認」をクリックします。
- 「プレビュー」をクリックします。
- 完了報告書と受付番号付き申告書をセットで印刷やダウンロードをすることができます。
- 受付番号は申告書の1枚目のみ印字されます。
完了報告書のみを印刷する
- メイン画面で、完了報告書を印刷したいデータにチェックを入れて選択し、[完了報告書印刷]をクリックします。
- 複数のデータをまとめて一括印刷できます。チェックを入れて選択したデータのうち、受付完了のデータのみ集計されます。
- 対象データ確認画面にて印刷対象のデータを確認し、[印刷]をクリックします。
- 別タブにPDF表示されるので、ブラウザから印刷をおこないます。ダウンロード等でそのままPDFとして保存することも可能です。
- 作成されるPDFデータは、複数データを選択している状態でも1つです。