freeeアカウントと連携して、A-SaaS会計システムに簡単にデータ取り込みをおこないます。
- CSVデータの準備は不要です。
- A-SaaS会計システムからfreee会計への連携はしておりません。freee会計へインポートする場合はA-SaaS会計システムから会計データエクスポートをおこなってください。
- 企業・事業主用システムでご利用の際は、会計事務所側で事前に設定が必要です。
- 最新会計期に対してのみインポート可能です。
目次
freeeからのデータインポートの流れ
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顧問先情報を登録する
顧問先情報が未登録の場合は、先に顧問先情報を登録します。詳細は「こちら」をご参照ください。
(顧問先情報を登録済みの場合は手順2へ) -
会計ファイルを作成する(会計基本情報登録をする)
インポートを行う顧問先の会計基本情報が未登録の場合は、先に会計基本情報を登録します。詳細につきましては「こちら」をご参照ください。
(会計基本情報登録を登録済みの場合は手順3へ) -
インポートする
準備した会計ファイルにfreeeアカウントを連携し、インポートします。- CSVデータの準備は不要です。
- A-SaaS会計システムからfreee会計への連携はしておりません。freee会計へインポートする場合はA-SaaS会計システムから会計データエクスポートをおこなってください。
事前準備
freee会計に準じた科目体系をご用意しています。
他の科目体系も利用可能ですが、以下の手順で「freee準拠 法人」・「freee準拠 個人」の科目体系を使用すると科目の紐付けをスムーズにおこなっていただけます。
- 基本科目体系(テンプレート)登録(ブラウザ版)にて「freee準拠 法人」・「freee準拠 個人」を追加します。
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会計基本情報登録にて科目体系を法人の場合は「freee準拠 法人」、個人の場合は「freee準拠 個人」を選択して作成します。
会計データインポート画面を表示する
- 「メニュー」>「業務から選ぶ」 > 「01 会計業務」>「インポート/エクスポート」>「32 会計データインポート」をクリックします。
※インストール版A-SaaSから起動する場合は、「業務から選ぶ 」>「01 会計業務」>「32 新・会計データインポート」を選択します。 - インポートしたい顧問先の[開く]をクリックします。
- 注意メッセージが表示されたら[OK]をクリックします。
freeeのアカウントと連携する
- 会計ソフトの選択画面にて、「freee」を選択します。
- freeeのログイン画面が表示されますので、連携したいfreeeアカウントでログインします。
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freeeのログイン画面が表示されない場合、直前にログインしていたfreeeアカウントの情報が残っています。
一度、freeeシステムの画面を開いて「ログアウト」してから、再度手順1からお試しください。
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freeeのログイン画面が表示されない場合、直前にログインしていたfreeeアカウントの情報が残っています。
- 認証画面が表示されますので、[許可する]をクリックして進みます。
- 「取り込み元(freee)」のプルダウンリストから顧問先名を選択します。
- 「取り込み元(freee)」と「取り込み先(A-SaaS)」の顧問先名が正しいことを必ずご確認ください。
データの選択
- 取り込みたい項目にチェックを付けます。
仕訳は取り込む期間の開始日・終了日をカレンダーから選択可能です。参考A-SaaSに連携する最初の会計期の場合は、「期首残高も取り込む」設定をオンにすると勘定科目とともに取り込まれます。 - 必要な項目のチェックおよび取り込む期間の指定を終えたら、[次へ]をクリックします。
- 確認メッセージが表示されますので、よろしければ[はい]をクリックします。
- プログレスバーが進み切るまでお待ちください。
【ポイント1】口座科目設定とは
- freeeから取り込んだ仕訳の中に口座科目が存在する場合、口座科目設定画面が表示されます。
- 口座科目を補助科目として登録する場合は、勘定科目設定のプルダウンリストから選択します。
- プルダウンリストから選択した内容が画面右の登録内容欄に反映します。
- 設定を終えたら[次へ]をクリックします。
- 確認メッセージが表示されますので、よろしければ[はい]をクリックします。
【ポイント2】変換したデータの確認について
本項以降に説明する各データの確認をスムーズにおこなうための便利な機能をご紹介します。
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要修正項目のみ表示
各項目の確認画面にて、修正の必要な行のみ表示することが可能です。 -
要修正項目の×マーク
各項目の確認画面にて、×マークにマウスを近づけるとエラー内容の詳細が表示されます。
確認_勘定科目
勘定科目の確認をします。
freee会計に存在する勘定科目の内、A-SaaSの会計ファイルで名称一致で紐付けられなかった勘定科目は修正が必要ですのでご確認ください。
- 勘定科目の確認画面が表示されます。要修正科目には赤い×マークが付きます。
参考データの選択にて勘定科目をチェックしていない場合でも、仕訳および補助科目に、登録されていない勘定科目が存在していると「登録されていない科目」としてリスト表示されます。
勘定科目として登録したい科目の「登録」をクリックし、手順2へ進みます。 - 「修正」をクリックすると科目の修正ウィンドウが開きます。
「正式科目名、読み仮名検索」欄で絞り込むか、分類の中から選択して[修正する]をクリックして紐付けします。- 要修正科目が複数ある場合は、[修正して次の科目に進む]をクリックすると連続して修正が可能です。
- 修正した勘定科目が紐付けした分類に移動します。
必須項目が赤く表示されているので、必須欄が赤く表示されるので、該当欄をダブルクリックして修正しエンターキーで確定します。参考[科目コードを一括採番する]をクリックすると、コード欄が空欄の勘定科目に対して一括で付番することが可能です。
※100番台以降の空いているコードを自動で割り振ります。 - 赤い×マークが緑のチェックマークに変わります。
- 赤い×マークのままの勘定科目はA-SaaSには取り込まれません。
- 確認、修正が終わったら[次へ]をクリックします。
確認_補助科目
補助科目の確認をします。
freee会計から連携する仕訳に存在する補助科目について、A-SaaSの会計ファイルに対して「登録」or「削除」をご選択ください。
- 仕訳に存在するものの、補助科目として登録されていないものが「登録されていない補助科目」として表示されます。
- チェックボックスにチェックを入れ、[登録]をクリックします。
- [削除]をした場合、該当の補助科目は仕訳からも削除されます。
- 確認メッセージが表示されますので、よろしければ[はい]をクリックします。
- 登録した補助科目が補助科目一覧に移動します。
- 口座科目設定にて補助科目として登録していた場合、補助科目一覧に表示されます。
参考A-SaaSでは勘定科目に対して1つでも補助科目が存在する場合、該当の勘定科目を仕訳にしようする際には必ず補助科目を設定する必要があります。
そのため、補助科目登録された勘定科目に対し、補助科目欄が空欄の仕訳が含まれる場合は「999999 補助科目なし」という補助科目を自動作成し、補助科目欄が空欄の仕訳にセットします。 - 確認、修正が終わったら[次へ]をクリックします。
- 「読み仮名」・「税区分」はダブルクリックで編集できます。必要に応じて登録してください。
確認_仕訳
仕訳の確認をします。
freee会計から連携する仕訳内容について、修正が必要なものがないかご確認ください。
- 仕訳の確認画面が表示されます。
参考補助科目の確認時に、「登録されていない補助科目」の一覧で登録も削除も実施しなかった補助科目が残っている場合、以下のメッセージが表示されます。
削除しない 未登録の補助科目をそのまま表示します。要修正仕訳として補助科目欄が赤く表示されるため適宜修正が必要です。 登録されていない補助科目を、仕訳から一括削除する 該当する補助科目を仕訳から自動削除します。
勘定科目に他の補助科目が存在しない場合は「空欄」、補助科目が存在する場合は「999999 補助科目なし」をセットします。 - 要修正仕訳を適宜修正します。 「科目」、「補助科目」、「税率」、「内税・外税」、「税区分」、「部門」は項目欄をクリックすると表示されるリストから選択します。
リストにはA-SaaSに登録済み、もしくは変換したデータの確認で紐付けや登録をおこなった内容が表示されます。- 赤い×マークのままの勘定科目はA-SaaSには取り込まれません。
- 仕訳取込方法を選択します。
「上書きで取り込む」を選択すると、前回インポートした仕訳に対して、「上書きで取り込む」ことが可能です。- 上書きした場合、前回インポートした仕訳は完全削除されるため復帰できません。
- A-SaaSシステムで直接入力している仕訳への影響はありません。
- 仕訳の修正、取込方法の選択を終えたら[次へ]をクリックします。
取込_仕訳
確認してきたデータの取り込みをします。
- 取り込みを開始する確認メッセージが表示されるので[はい]をクリックします。
- 取り込み状況が表示されます。
ステータスがすべて「取り込み完了」になったら、[試算表で確認する]をクリックして試算表の残高がfreee会計と一致しているかご確認ください。 - 取り込み状況の画面に戻り、[終了する]をクリックして会計ソフトの選択画面に戻ります。